初めまして、あかみそと申します。
小学校〜大学まで野球を続けてきたあかみそが素人目線ながら10点満点で講評させて頂きます。
同一カード3戦のみの評価になりますので宜しくお願い致します。
【吉川尚輝】9.5点
5-2、3-1、5-3の13打席6安打1四球とリードオフマンとしてこの上ない高い打率を残した。2日3日の試合では初回の先頭でヒットを記録しチームを序盤から勢いづかせた。3日には盗塁も2つ決めており足での成長も見せた。また、守備での貢献度もかなり高く3試合共に好プレーを魅せた。この活躍が出来れば文句なしの1番打者である。
【坂本勇人】9点
3-1、3-2、3-0の9打席3安打4四死球と5割を超える出塁率を出した。さらに2試合連続で初回に藤浪、小川からホームランを放っており、阪神サイドの戦意を喪失させた。打撃に関しては好調といえる内容だった。守備では2日の9回糸井の打球を捕れず、「坂本なら捕れた」と思った人も少なくないはず。その後の佐藤輝明の打球処理で素早くゲッツーを完成させたあたりはさすがの一言でした。
【ポランコ】8点
4-1、3-1、3-1の10打席3安打3四球と打率3割、出塁率5割弱と存在感を見せた。1日2日は坂本と同じく藤浪、小川から本塁打を放った。開幕の中日戦で右投手のインハイの真っ直ぐにやや対応出来ていなかったところを見事に対応してみせた打席が光った。小川から放った本塁打は衝撃を受けたファンも多いはず、、、(笑)また、1日1四球もぎ取るなど選球眼も冴えており、高評価に値する内容だった。
【岡本和真】8.5点
4-2、3-0、3-2の10打席4安打4四球と打率4割出塁率5割強と4番らしさをみせた。固め打ちは今年も健在でヒットが出ない時の対応が数字を残す上で鍵となるか。今年の岡本は柔らかい打撃が目立ち進化を続けている為、率の方も注目である。3日の浜地から放った本塁打は岡本和真らしい本塁打だった。
【中田翔】8点
3-0、3-0、5-2の11打席2安打2四球と率で見ると厳しいものだったが2日の押し出し四球や3日の初回グランドスラム等効果的な得点をあげた。昨年度はこういった効果的な得点があげられず苦しんだが中田翔がそこをカバーしているのがとても大きい。また、守備の面でもプラスに働いている。
【丸佳浩】9点
3-2、4-1、3-0の10打席3安打3四球と丸本来の頼もしい姿に巨人ファンは広島時代の丸佳浩を思い出した人も少なくないはず(笑)打点も3打点とチャンスでしっかりと結果を出しており高評価。また、守備の面でもスライディングキャッチするなど高い貢献度を示した。2日のヒーローインタビューに選ばれていたが、戸田懐生のプロ初勝利を際立たせる為辞退。何ともカッコいい男です。
【松原聖弥】2点
3-0、4-0、1-0の8打席0安打1四球と役割を果たせなかった。守備の面ではウィーラー、ウォーカーと比べて上回るが出塁を求められる立場で引っ掛ける打席が目立った。盗塁も失敗しておりこの3試合に関しては見せ場がなかった。
【大城卓三】7点
4-3、4-0の8打席3安打という結果だった。1日の試合は猛打賞でチームの得点の半分の打点を叩き出しており、捕手としても打者としても存在感を見せたが2日は打って変わって厳しい結果だった。原監督から大城の体力の無さを指摘していたがそこに関してはまだまだ課題が残り、小林との併用が続くだろう。
【ウォーカー】5点
1-0、1-0、4-1の6打数1安打ヒットは出たものの内野安打の一本のみ。代打という起用がメインになっているが数試合フルで出した時にどれくらいやれるのか見てみたいところである。まだ開幕して間もない段階でヒットが出ているのでまずまずか。
【小林誠司】6点
4-1とヒットを1本だが、この1本は繋ぎとして大きな1本となった(吉川尚輝の走者一掃2塁打)。また、新人の赤星を引っ張る好リードをし阪神打線に的を絞らせず、チームを勝利へ導いた。
【まとめ】
阪神に3タテし、ヤクルト戦から6連勝。この3戦の個人的MVPは吉川尚輝。攻守に渡って主導権を阪神に渡さない素晴らしい活躍をした。今シーズンは盗塁にも力を入れているのか積極性が見えてより頼もしくなって1番に座っている。もちろん送球やチーム打撃の面でやや課題もあるが最近は改善しているように見える。今後の活躍にも期待。投手について触れるとやはり中継ぎが苦しい。開幕から大勢にも疲れが見えるので中継ぎの頑張りに期待。
次戦は4/5(火)〜vs広島@マツダスタジアム
3タテして連勝街道突き進みましょう!!